大阪府議会による見える化と削減の取組み
大阪府議会は例年、CO2排出量の見える化と削減の取組みを実施していますが、最新の内容がこのほど公表されました。この取組みは全国の都道府県議会に先駆けて2022年に始まり、実績の公表は3年度目となります。
見える化にあたっては、脱炭素社会の実現に向けた官民連携による共創プラットフォーム「OSAKAゼロカーボン・スマートシティ・ファウンデーション」(OZCaF)が協力しており、ツールとして弊社・株式会社バックキャストテクノロジー総合研究所(BCT総研)が開発したCO2排出量算定クラウドシステム『ファストカーボン』が使われています。
- 今年度の見える化と取組みはこちら(外部リンク)
大阪府議会における二酸化炭素排出量の見える化と取組みについて
https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/fumin/o170010/prs_60927.html
大阪府議会が令和4年度決算をもとに算出したCO2排出に関する公表内容(抜粋)
ファストカーボンについて
ファストカーボンは、会計情報だけからでも、事業活動によるCO2排出量をScope1-2-3にわたって国際標準での算出をできるのが特長です。限りある経営資源を、可視化の先にある「削減」および「企業価値の向上」にこそ投入していただけるためのツールとして開発しました。
会計情報から算出する方式で必要なものは、総勘定元帳という会計帳簿ただ一つ。決算書の根拠にもなる主要簿として、あらゆる組織・団体に備わっているものです。そこには1年間の事業活動のすべてが取引記録として記載されているので、算出用データとしては抜け・漏れがなく、信頼性が極めて高いといえます。
組織内外の各部署に散在している算出用のデータを収集しなければならない煩わしさがないことに加え、専門人材でなくても扱えるよう設計されていますので、手間や費用をかけることなく、自組織の事業活動によるCO2排出の全容を速やかに把握することが可能となっています。
- 導入事例はこちら(外部リンク)
導入事例一覧
https://www.dsj.co.jp/fast-carbon/case/