BCT Weekly report 2021年3月4巻47号 ─食・水─

農林水産省は、農業の生産力向上と持続性の両立を実現するための「みどりの食料システム戦略」の中間とりまとめを明らかにした。2050年までに化学農薬の使用量を50%、化学肥料の使用量を30%、それぞれ削減するとともに有機農業に取り組む面積を100万haに拡大するなどの目標を掲げた。海外では、ベンチャー企業が、腐敗にあわせてラベルが凸凹になり、ラベルが滑らかであれば新鮮であることを示す鮮度指標ラベルを開発。誰もが触覚で食品の安全を判断でき、食品ロスを削減するだけではなく、子供や高齢者、視覚障がい者への情報伝達にも役立つ取組みが行われている。このようなインクルーシブな取組みの今後の展開に期待したい。

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BCT Weekly report 2021年03月4巻47号